2025-12-15
プレイ履歴管理 in Notion
この記事は卓ゲ箪笥アドベントカレンダーの15日目の記事です。
今年も終盤の土日明けをとろうとしたら負けたので例年より早いです。
Notionでの卓記録ページ関連の構造や運用を私がどうしているかの話をします。
まずNotionの説明をしておきましょう
この項目、いるか……?と思ったんですが、一応やっておきます。
とはいえNotionってやつ、ものすごく高性能で、正味な話全てを説明していたら終わります。ざっくり言うとドキュメント管理に何かもを集約するという思想のもとにNotionはNotionとしか言えない何かになりはてた多機能の怪物です。
主に私が使っている機能についての説明をしていきます。
NotionにはDB(データベース)というものがあります。スプシです。ですがこのスプシは見た目を変更することができて、なんか画像の一覧っぽくも、それこそスプシのような表にも、ボードにも、カレンダーにも、あとなんか色んな外見にできます。後者2つはプレイ履歴ではほとんど使ったことないけど。
そしてスプシですから、当然どんな列を作るかをDBごとに設定できます。一部削除不能な項目もありますが、まああんまり気にする必要はありません。
PC一覧のDBを作るのであれば、「読み仮名」「キャラシのURL」あたりが必要になるのは想像しやすいですよね。
明確にスプシと違う点としては、一行ごとに詳細ページを持っていて、実質1行が1つのGoogleドキュメントのようなものであるという点です。プレイ履歴管理をする時はこのドキュメント部分に画像やらテキストやらをぶちこんでおけばいいということです。
やや高度かもしれない機能として、DB同士の接続があります。リレーションとロールアップが存在するそうです。
私はもっぱらリレーションを使っています。リレーションが何かはよくわかっていません。DBの項目同士を繋げることができる、というふんわりした認識で使っていますが、あまり不自由していないのでそういうものということにしましょう。具体的にどう使っているかについては後述します。
ロールアップというのは何かリレーションで接続した先の情報を参照し計算・表示する機能らしいです。私も何を言ってるのかよくわからないです。でも一部使ってるのでよくわかりません。わからないものをある程度諦めるのは複雑なサービスを利用する上でどうしようもないことです。
ではここで大根のNotionを見てください
ひっそりと公開ページが存在し、プロフィールにリンクを貼っています。こちらです。
プレイ履歴管理としては2020年頃から使っているようです。当然というか、覚えてはいないので、最初期に作られたページの作成日時を確認しました。ぼちぼち古株というか、長い部類ではないでしょうか。
公開しているのは自分のPCをメインに、付随してプレイ済みシナリオも閲覧できるようにしてあります。
ただシナリオに関して言うと、(システムにもよりますが)自作シナリオ派も多く、しっかりめに残しているのはN◎VAとCoCとインセインくらいだと思います。少女展爛会なんて同じシナリオを何度やってもいいですからね。
このあたりを厳密に記録しようとすると病むので程々に諦めています。
PCについても何を書くかはその時々の気分次第で、あまり統一していません。
シナリオに参加した記録と立ち絵を残しているだけのPC、戦闘時に運用について記載しているPC、参加したシナリオでの反省会をしているPC、箪笥やDiscordでのうめき声を記録しているPC、千差万別ですね。これもきちんと全PC同一のフォーマットを作ろうと思うと疲れるので好きに書くことにしています。
フォーマットを統一する必要があるものはプロパティにしてあるとも言います。
ネタバレ対応
ところで(特にCoCとN◎VAあたりで)シナリオのネタバレ問題があります。
どうしたものか随分困っていたんですが、最近ブロックタイプをトグル見出しにするとある程度誤魔化しが効くことを発見しました。
ただしオーナーが編集したときトグルが開いていたかどうかを記憶し公開ページにも反映するようなので、編集後きちんと閉じないと駄目です。自分が閲覧した後も閉じないと駄目です。地味に面倒。
なお、「新しく作ったPCのページについてはこうしてある」というだけで古いページまで修正しているわけではないので古いのだと普通にネタバレ直行のやつもあります。ネタバレを気にする場合、参考にするのは聖杯とかのPCにしてください。
この公開Notionの構成
ざっとガワを見てもらったところで、構造がどうなっているのかの話をしていきます。
なおこの図はfigjamで生成しました。現状完全に無料かつ非常に楽で見た目が割といい図ができてオススメです。ただしテスト期間中ゆえの無料なので、あんまり依存しすぎるとあとあとすげー金額が出てきて怖い気もするので代替案は常に考慮しましょう。何の話だっけ?
プレイ履歴の構造の話です。
「PC一覧」「シナリオ一覧」「卓記録」の3つのDBが存在し、三角形に連携しています。
ここなんかもうちょっとうまくいかなかったのか?と思うんですが、
- 継続キャラクターを考慮するとPCとシナリオは1:1の関係ではない
- 1つのシナリオを複数回回すこともあるため、シナリオと卓記録は1:1の関係ではない
- PCはいないがGMとして参加した卓が存在する
- 1PL2PCでプレイしたため、1つの卓に対して複数のPCが存在するケースがある
- 複数システムをまたいで使用するPCが稀にいるため、参加シナリオからシステムを逆算できない
あたりを考慮すると、3本柱で個々に独立させたほうが良いかァ……となりました。
公開しているのはPC一覧とシナリオで、卓記録については非公開・自分用になっています。
最近ログをつけはじめたためあまり記録がたまっていないというのもありますが、ルーム画像等を残しがちなので、画像の権利問題もあります。参加した面子の記録を残してもいるので、このあたりも人によっては公開してほしくないというケースもあるでしょう。
過剰反応に見えますか?私はR18卓をやります。
立ち絵に関しては参加者に許可をとればいいですが、部屋に使われた素材の権利まで考慮していくと、個人的には公開は難しいかなと思っています。あとサンドバック的に好きなことを書き殴れるのはいいですよね。
ちなみに他にTRPG関連DBとして「手持ちルルブ」DBが存在していますが、これはどことも繋がっていない完全に独立している孤島です。
PC一覧のシステムとかと繋がるのでは?と思いきや、稀に体験等でルルブ未所持で発生するPCがいるため繋げることができません。
私は断じてプログラマではないんですが、なんというか、特殊な例外の処理というのは負担になるんだなと実感できますね。
各DBのプロパティ一覧
自分はこのようにつけています。ほとんど空白だから消しちゃってもいいかなという項目もあります。整理が行き届ていませんね。
スマホから閲覧してる人は頑張って拡大してください。
PC一覧
だいたいは一般的な項目な気がします。imgTxtとimgURLは自作以外の画像を使用した場合のテキストとURLですね。
一時期NotionをCMSがわりにサイトを生成しようとしていた時期があり、URLベタ打ちにしないためにテキストが必要だったのを直さず残っている感じです。
シナリオ
GM頻度が低いのでPLを探しやすくするための情報がほとんどなくて面白いですね。
もうちょっとプレイ可能人数とか所要時間とか書いておいたほうがいいと思う。
あとここにメモでプレイしたときのHO番号かくのやめろPCのほうに書け。分離はきちんとしましょう
卓記録
実はここだけ唯一ロールアップを使っていて、シナリオで設定したシステムが自動的に入力されるようにしてあります。
自作でも非公開でもシナリオは存在し、どのシステムかは取得可能なはずだからです。
複数システムをまたがるトンチキキャンペーンが発生しないことを祈りましょう。
プレイが終了日なのは複数日の分割卓とかに対応するためですね。
例外的なものを考えていくと無限に色々な情報が増えていく。
以上
大根のNotionの使い方でした。
ただしこれは、断じて、卓記録をとる万人にNotionを勧める記事ではありません。
前述した通り、このNotionってやつはバカみたいに高性能で、きちんとした最適化をしようと思うとそれはもう業務みたいになります。
この構造も、自分にとって改修の手間と今後の楽さを天秤にかけた時現状維持が一番楽だとなっているのがこの地点だというだけのことで、まだまだ楽にしていくポイントはあるでしょう。
そもそもNotionを使いこなすのは本命のやりたいことではなく、やりたいことはコンテンツ作成ですし、さらに何故コンテンツ作成を行うのかというとそれも色々あるでしょう。
単にプレイ済みシナリオを記載しておかないと忘れるから管理しておきたいとか、同卓者に読んでもらうためとか、日記とか、将来の自分が読んで懐かしむためとか。卓記録一つにしたって何のためにつけるかが存在するはずです。
その目的を達成するために、本当にNotionという多機能すぎて全貌を把握できない怪物と格闘する価値はあるのでしょうか。よく考えるべきでは?
それはそれとして、別にここまでごちゃごちゃさせず単なるブログ的に使っても便利なやつではあります。
初手からここまで考えて作ると多分終わってしまうので、最初から複数DBを連携させてとか考えず作ったほうがいいですよ。マジで。
今後卓記録をとり始める人、移行に興味がある人のツール選定の一助になると幸いです。
以上、アドカレ2025年15日担当、大根でした。